“春はあけぼの、夏は夜……“と
清少納言も随筆に書き綴ったように
夏の夜は楽しみと神秘にあふれたステキな時間。
花火、盆踊り……と、夜を満喫して!
盂蘭盆会、通称“お盆”は、祖先の霊を家に迎え入れて供養する行事。仏壇を清めて精霊棚を作り、果物、野菜、そうめん、団子などを供える風習があります。13日の夜には門口で迎え火を焚いて仏を迎え、に送り火を焚いて冥界へと見送りします。
13日の夜、家を清めると同時に、先祖の魂が道に迷わないようにと焚く迎え火&送り火。この火にあたると、できものができないと言われています。また、のどに魚の骨がつかえた時は、盆棚に供えた花でのどをなでるといい……などというおまじないも。お盆の準備をしっかりと行うことは、災いから身を守ることにつうじます。
お盆の頃に鳴く蝉は、精霊の乗り物だったり、先祖の魂そのもの。それゆえ“蝉は盆前には殺すな”、“盆に蝉を捕ってはいけない”など、名地に言い伝えが多く残っています。“髪に蝉の抜け殻をつけると長くなる”という俗信も。ちなみに、中国では不死や再生の象徴。蝉を大切にするのはもちろん、蝉アイテムで縁起かつぎを。
お盆の供え物として欠かせないほおずきは、実が提灯が下がっているように見えることから“鬼灯”と書きます。球形の赤い果実の中身を取り除き、口に含んでキュッキュッと鳴らすのは、疫病除けの意味があります。ちなみに“ほおずきを夜鳴らすと蛇が出る”とは、夜は静かに募らせという教え。昼夜のメリハリをつけて。
かつて盆踊りは、行列を作り、踊りながら家々を回っていました。古い盆踊りの歌詞は結構えげつないものが多く、大人は普段言えないことを歌に託して憂さ晴らし、若い男女は歌と踊りで恋の駆け引きをし、子供は無邪気に踊ったとか。男女が配偶者を求めて歌い踊る古来の習俗も入った盆踊り。参加すれば良いご縁も生まれそう。
13日はお迎え準備。部屋や仏壇を掃除し、精霊棚や提灯を設置します。この準備は、夕方までに済ませておくのが通例。中には気の早い先祖もいるので、それに備えて、何事も早め早めに行うのが基本です。そんなわけで、お盆期間中は特に、やるべきことを後回しにしないこと。先取りして物事の段取りを考えるようにしましょう。
盆棚に飾るキュウリの馬とナスの牛。キュウリは、あの世からスピーディーに仏様をお連れし、ナスはゆっくりお送りします。キュウリには苦しみと病を取り除く“キュウリ封じ”の儀式や、気絶した人をその臭いで現実に戻すジンクスあり。またナスは“成す”につうじる縁起物。いずれも体を冷やす作用があるため、暑さ除けにも◎。
お盆の時期は“海や山など危険な状態になりやすい場所へ行くとあの世へ連れて行かれる”と言われています。これは、あの世に帰る霊に乗じて、この世にさまよう霊たちが便乗しようとするから。“私たちも成仏したい”と、人の多い場所に集まってきます。お盆に油断は禁物。危険に対する注意を怠ってはいけません。
お盆は、ご先祖様が一斉にこの世へと戻ってく日。この日は、目に見えないものを大切にするようにしましょう。例えば、直感があったら、疑うことなく素直にそれに従って。また、盆棚に手を合わせ、心の中で先祖との会話も楽しみましょう。過去のアルバムをめくり、会ったことのない先祖たちに思いを馳せることでもパワー増大!
ボトル入りミネラルウォーターがお守り。どんな器にもなじむ水の柔軟性にあやかれそう。
本命男性に女性が下着を贈る日。この日は意外性にツキあり。自分の下着を買うのも吉。
ハサミをアルミホイルに包み、一日休ませて。悪習や悪循環など、悪いことを断ち切れそう。
割り箸を左右均等に割れたら願望成就の前兆。箸のプレゼントも吉。緑の架け橋になります。
四角い箱のように、今日は形式を重んじるとスムーズ。自分のおはこ(得意技)も発見。
ハムを使った料理が幸運を呼ぶ日。差し入れた人には、おいしい記憶が保存されそう。
いい香りをかぐとしあわせな一日に。清涼感のあるミント系の香りなら、暑気払いの効果もあり。
顔のうぶ毛のお手入れをすると美人度が急上昇。ヒゲを生やした男性とも縁がある一日に。
暗記がはかどる日。語呂合わせや何かに関連づけると、今日ならスムーズに頭に入りそう。
日焼けや熱中症の防止に、帽子や日傘が大活躍しそう。涼しげな素材や色のものと好相性。
スポーツ観戦がラッキー。自分の応援するチームが勝ったら、大きなツキ到来の予感が。
音楽を聴きながら考え事をしてみて。グッドアイデアを思いついたり、いいひらめきが。
美しい夜景を見ると、言えなかったことも素直に言えそう。告白やデートにオススメです。
源氏の最愛の妻だった紫の上。今夜が月夜なら月光浴を。美しさに磨きがかかりそう。
マリアを連想させる白色がラッキー。特にこの色のワンピースを着ると優しくなれそう。
女子大生がラッキーパーソン。意見を参考にしたり、女子大生が好む場所にもツキが。
日が暮れてからがラッキータイム。ナイター観戦や夜の縁日、花火大会などに楽しみ事が!
奇跡の泉にちなみ、湧き水を飲むとトラブルから守られます。思わぬミラクルの予感も。
俳句や標語作りにチャレンジを。傑作が生まれたり、言葉遊びの楽しみに目覚めるかも。
ハチミツの守護聖人にちなみ、ハチミツを使ったお菓子を。何かと親切にしてもらえる日に。
告白や交渉は噴水のある場所で。ステキなフレーズが湧き出て、あなたのペースで進行できます。
クラシックと好相性な日。「月の光」や「海」がおススメ。偶然入った店で流れたら強運。
ローザ(バラ)は花屋と園芸家を守護。仲直りや人の助けを望むならバラの花を飾って。
この日、“欲しい”と感じた革製品は、皮革の守護聖人からの導き。手に入れておいて。
即席めんのように、すぐに結果が出やすい日。反応が鈍いことは早めに方向転換すべきです。
天地創造神話の女神にあやかり、新しいことに挑戦する前にはうずら卵を7個食べて。
世話焼きやおせっかいも、今日なら吉と出ます。人情味あふれる下町にもツキが集中。
バイオリンの曲に親しんで。家族や友人、恋人と一緒に耳を傾ければ、より円満な関係に。
「ベルサイユのばら」の漫画、アニメや宝塚のDVDが感動の宝庫。バラの装飾品も吉。
明るい笑顔の人のための日にちなみ、スマイルを心がけて。太陽のような存在になれそう。
野菜をたくさん食べたい日。旬の野菜であれば、大地の恵みをふんだんに取り込めます。