梅雨に入り、心も体もジメつくこの季節。
そんな時だからこそ、華のあるお菓子で
心を沸き立たせることが大切！
スイーツで、不快感を拭い去りましょう！
江戸時代の図説百科事典『和漢三才図会』によると、仁明天皇によって“嘉祥”と改元された848年６月、16個の数にちなんだお菓子を神前に供え、皮膚病除けを祈ったことが由来。民間に伝わったのは、室町時代から江戸時代にかけて。現代では“和菓子の日”。
武家では、“嘉祥通宝（当時のお金）”の嘉と通が“勝つ”につながるということで、６月嘉祥の儀の日、嘉祥通宝16枚を使って、お菓子を購入するのが縁起がいいとされていました。また、そのお菓子を食べると招福と厄除けの効果があるとも。そんな江戸っ子の粋をまねして、160円、1600円などでお菓子を買いましょう！
16個はさすがに多すぎる……という人は、江戸時代に一部で流行った“七嘉祥”にチャレンジを。これは、文字どおり、７つのお菓子を飾る儀式。なぜ７つかというと、16の桁をバラして１と６にし、それを足した数が７だから。これは“ラッキーセブン”と同じ縁起のいい数字。７種類の練りきりなど、見目麗しいお巣子で華やいで。
江戸城で行われていた嘉祥の儀では、将軍から家臣、諸大名へお巣子が贈られたそう。杉や檜の木の皮を薄くはいだ片木盆に盛られた16種類のお菓子は、想像しただけでもゴージャス。日頃の労をねぎらうとともに、彼らの忠誠を促したのでしょう。そんなわけで６月は、部下や後輩に、リッチにお菓子を振る舞って！
季節柄、ムシムシと暑さが増してくるのが６月頃。嘉祥の儀はそもそも厄払いのために始まった行事ですが、暑気払いとしても行われていたそう。これからやってくる夏に負けないよう、16個のお菓子で気合を入れていたのかも。職場のおやつとして16個のプチフールを購入し、みんなで頬張れば、仕事の効率もアップするはず。
６月は、天候がなかなか定まらないため体調を崩しやすく、災いや厄を逃れ、無事に暮らせることが何よりも重要なことでした。そこで、仁明天皇が祈願したように、16個の餅やお菓子を食べる風習が、世の中に広く浸透していきました。現代でも、食べ物が腐りやすいジメついた時期。日持ちのするお巣子で厄除けをはかりましょう。
この日、家にお客様がいらしたら、木の器にお菓子を載せておもてなししましょう。嘉祥の儀では、樹木の皮を薄くはいだものを器とし、これにお菓子を載せて飾ったり振る舞ったりしていました。それに習って、陶器のお皿ではなく、温もりを感じさせる木製のものをチョイス。おもてなしの心がつうじ、関係が深まりそうです。
元号が嘉祥となったのは、当時、朝廷に白亀が献上され、このことを天皇が瑞祥したことから。そんなめでたい亀モチーフが、この日、もっともパワーのある開運アイテムになりそう。亀グッズはもちろん、亀甲模様の小物や、べっ甲でできたものもオススメ。これを身につけていれば、たくさんのしあわせが舞い込んでくるはず。
江戸時代に盛大に行われていた嘉祥の儀は、明治時代に入ると急激にすたれ始めます。しかし1975年、全国和菓子協会の呼びかけで“和菓子の日”が制定され、そのまま今に至ります。この日、和菓子店で売り出される“嘉祥餅！”や“嘉祥饅頭”を食べるのがオススメ。心身ともにウツウツとするこの季節にしあわせがもたらされます。
今日撮った写真は持ち歩いたり携帯の待ち受けに設定を。行く先々で話題をさらう一枚に。
路地や路地裏がラッキーゾーン。普段歩かないような場所に、ステキな出会いや発見があります。
フィンランドの作家が生んだ童話にちなみ、北欧文化に触れたい日。妖精の本もオススメ。
歯は一本ずつ丁寧に磨いて。虫歯予防だけでなく、気分が引き締まり、仕事の効率もアップ。
まずは身の回りの環境から整えて。観葉植物をそばに置けば心がほぐれます。森林浴も吉。
記念日をきっかけに、やりたかった習い事にチャレンジを。特に、上達しそうなのは楽器！
身の回りの物の長さや重さを改めてチェックしては？計り知れない驚きと発見がありそう。
今日幸運なのは、同じ名前でも料理のほう。バイキングレストランがラッキースポット。
セキュリティーを見直す好機。鍵の交換や補助錠の設置など、小さなところからロックを。
シンプル・イズ・ベストデー。無添加の食材や化粧品などが、真の輝きをもたらします。
今日購入したり、使い始めた傘とは縁がある予感。紛失したりせず、長いつき合いに。
恋人同士でお互いの写真を交換する日。好きな人の写真を飾るだけでも愛のご利益が。
なくし物をした時に祈願される聖人の加護がある日。探し物をするチャンスです。
星条旗にも描かれている星が幸運モチーフ。星型のものを身につけるとスター性アップ。
ハガキが発売された記念日にちなみ、暑中見舞いの準備を。デザイン考案やハガキ購入にツキ。
栄養バランスの高い麦とろごはんを。疲れや夏の暑さに負けないスタミナがつきます
薩摩がパワーの源になる日。薩摩揚げや焼酎、薩摩隼人が活躍する時代劇などに触れてみて。
古いものと波長が一致。民族資料館や世界遺産を訪ねたり、骨董品をお守りにしては？
いつもよりゆっくりと感情を込めて話すようにすると、コミュニケーションが円滑に運びます。
行動を始める前に、ミントティーを一杯飲んで。頭が冴えて、何でもうまくこなせそう。
今日のおやつはスナック菓子がオススメ。みんなでつまめば会話も弾み、軽やか気分に。
横のつながりを重視したい日。同僚や仲間との結束を深めて。蟹座がラッキーパーソンに。
こ日にちなみ、何か運動を始めては？ダイエットの他、骨を強化する効果も期待大。
未確認のものや未知なるものと好相性。固定観念は捨てて、好奇心全開で過ごしたい日。
建築家・ガウディにちなみ、部屋の模様替えをすると吉。明るい気分が持続しそう。
稲妻の象徴で、神からのお告げを意味するＺ字形がラッキー。ひらめきを招くマークに。
ヘレン・ケラーにあやかり、今日は試練や課題から逃げないで、勇気が奇跡を生みます。
フランス語でパフェは“完全な”の意味。今日はパーフェクトに徹すると達成感と収穫あり。
長寿の守霊聖人の持ち物は鎖と鍵。チエーンのネックレス、キーホルダーなどをお守りにして。
穢れや罪を払う行事にちなみ、下半期に向けてリセットする日。清掃が厄落としに最適です。
