「開運ライフ」とは・・・

日本人は昔から、その季節や一年の出来事のそのたびに、運命を開くおまじないをしていました。
それが年中行事やお節句となって今日に伝わり、今でも様々な形で幸運を引き寄せる、縁起担ぎのおまじないとして伝わっているのです。

このマーク・矢崎の開運ライフは、そんな今日に伝わる様々な、幸運を引き寄せるおまじないを紹介しながら、みなさまの未来や人生を幸運へと導く、開運ライプを提案するものです。

さあマークと一緒におまじないを生活の中に取り入れて、幸せな開運ライフを始めましょう。


~ホワイトデー編~

3月14日はホワイトデー。2月14日のバレンタインデーに貰った、チョコレートのお返しをする日とされています。バレンタインデーがあれだけ華やかな日だから、きっとホワイトデーも世界中で盛り上がる恋のイベントだと思ったら、ホワイトデーは昭和の時代の日本発祥のイベントなのだとか。


~マシュマロデー?~

ホワイトデーは最初、マシュマロデーと呼ばれて、博多のお饅頭屋さんが、黄身餡をマシュマロ生地で包んだ鶴乃子というお饅頭の中身を、チョコレートに変えて作ったものを、バレンタインデーのお返しに…という触れ込みで宣伝したのが始まりでした。
しかしマシュマロデーはあまり広がらず、出店していたデパートのアドバイスで名称をホワイトデーと変えて、他の業界を巻き込んでPRしたところ、今日のホワイトデーの大ブームになったというのです。

参考:「はじまりは・・・」創業明治38年 石村萬盛堂



マシュマロはマッシュマロー略で、マローという名のハーブの根を、マッシュポテトのようにすり潰して作ったお菓子で、昔は元気をもたらす精力剤で、食べた人に恋心を促す媚薬とされていました。同じようにチョコレートも媚薬とされていたので、お互いに媚薬を贈り合って恋の気持ちを伝え合うので、理に適っているといえばその通りでしょう。

しかしこのホワイトデーに、相手からのお返しが有るか無いかで一喜一憂しているあなたはいませんか?青春時代の好きな人への告白ならまだしも、義理チョコとか友チョコのお返しや相手の反応を見て、自分は好かれているとか嫌われているとか、判断をしているあなたもきっといるはず。


~告白は2度するもの~

昔しマークはマイバースデイの魔女入門で、告白は2度するものだと話したことがありました。バレンタインで告白した相手がホワイトデーに何も返してくれなくて、嫌われてしまったと思っているあなたに、告白は2度するものだよとアドバイスしました。
最初の告白は自分の気持ちを知ってもらうための告白。その告白で相手はあなたの好意や存在に初めて気づきます。女の子はこの時点で相手が自分を好きか嫌いかの答えを急ぐけど、今知ったばかりなのに大切な答えを出せるわけがありません。それなのに急かせば、相手は今の時点では好きじゃないとしか答えられないのです。
もし仮にその時点で僕も好きだよ…なんていう相手は、誰かに好きと言われれば誰でも好きになっちゃうチャラいヤツです。だから他の子に好きと言われたら、そっちにも尻尾を振ってしまう軽いヤツだから、そんな相手を好きになってもしょうがありません。



だから最初の告白だけで答えを求めてはダメ。相手が自分の気持ちを知って、あいつどんな女の子なんだろう…って興味を持ってくれたのだから、見られていることを意識して、これでもかってあなたの魅力や良さをアピールするのです。何も思わないときにアピールされても何も残らないけど、気になる時に魅力を見せられたら、好きにならずにはいられないはず。そして相手がこちらに視線を送ってきたり、何かやたらと話し掛けてきて、これは私に惚れているなと確信が持てたら、そこで初めてこの前の返事を聞かせてと2度目の告白をするのです。相手を惚れさせてから気持ちを聞くのだから、これはもう良い返事でないわけがないのです。

もちろんこれは恋愛だけじゃありません。誰かと親しくなったりお友達になりたいときも同じです。まず自分の気持ちを知ってもらうアピールをして、相手が自分を意識したら、自分の魅力や良さをこれでもかとアピールします。そして相手があなたに心を許したら、その時初めてお互いの信頼を確認し合うのです。
だからホワイトデーが過ぎて相手から何もなくても、そのままあなたの良さをアピールし続けましょう。そして相手の態度や反応が変わって、あなたに心を開いたと思えたときに、私たち親友だよね…というように、相手との関係を確認する言葉をかけると良いのです。


~親密になれるおまじない~

好きな人に自分をアピールしているときに、本当に気持ちが伝わっているか心配になることってありますね。
そんな時は左手の親指を折って、その手の平を相手に向けて、○○さんこんにちは…、○○さんさようなら…と話し掛けながら手を振りましょう。



左手には心臓から血管が伸びていて、左手に結婚指輪をするのは、あなたの心を縛りますという意味だという話があります。また手の平からは心のエネルギーのハンドパワーが出ていて、西洋手相術では親指の付け根の膨らみを金星の丘と呼び、ここから愛情のハンドパワーがでているというのです。
親指を折ると金星の丘が大きく膨らみ、愛情のハンドパワーが強まります。そのパワーを好きな相手に振りかけることで、相手の気持ちが和んだり、心を開いたりするのです。だからこのおまじないを繰り返す事で、相手もあなたに好意を持ってくれて、良い反応が相手から返ってくるようになるはずです。
このおまじないをするときに、「愛のシンボルのクラダブレスレッド」や、「愛と調和のトラプススターブレスレッド」を手首に付けると、よりパワーが強まって早く親密になれちゃいます。

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マーク・矢崎治信
20歳で月刊少女誌『マイ バースデイ』(実業之日本社)におまじないや占いなどの連載を開始。『いにしえからの贈り物 お守り・厄除け・おまじない』(説話社)をはじめ著作多数。『毎日新聞』の占い欄ほか、ウェブサイト、携帯サイトの監修も多数。明治時代の実業家・易断家の高島嘉右衛門(たかしまかえもん)の玄孫(やしゃご)にあたる。日本占術協会専務理事、日本占術協会認定占術士。
マーク・矢崎公式Twitter