ワクワク!【第二回】ダブルデッキタロット着色編!

前回のダブルデッキタロット制作記1からずいぶんご無沙汰してしまいました。
現在は、ダブルデッキタロットサイト入稿に向けて、絶賛作業中です!

さて、カード制作についてお伝えする前にもう少し今回のサイトで使用するダブルデッキタロットカードのコンセプトをご紹介させてください。

前回は
『正逆それぞれを最初から定めた2組のデッキを使い、「正位置を陽、逆位置を陰」と捉える』
というしくみをお話ししました。
実は、陰陽の解釈については、監修の香先生が上級講座で教えられている内容とのこと。
そのため現在ダブルデッキタロットで鑑定をされている方は、正位置44枚での鑑定をされている方も多いらしいですよ。
3月下旬に出る今回のサイトの中では、陽=光、陰=影と置き換えて解釈し、視覚的にもわかりやすいものにしていきます。
人は誰でも周囲に見せている明るい光の部分と、見せられない(見せないでいる)影の部分をもっていますから、そこにアプローチしていくカードということですね。
光の当たり方で見え方が変化するステンドグラスは、移り変わる人の心模様を映し出すにはピッタリのモチーフだと思いませんか?



この美しさと神秘性をいかにカードに反映していくか、ということも今回のカード制作においてとても大事な部分になります。

では、いよいよ着色編をお届けしたいと思います!
前回、イラストレーターの山口泉さんにはとっても素敵な感じに線画を描いて頂き大満足でしたが、ここからが肝心なところです。
なぜかというと、サイトにカードイラストを掲載するときには「サイト映え」する色を使われているか、ということがすごく大切だからです。

淡い色のイラストや優しいタッチで描かれたイラストは、雑誌などの紙媒体においてとても良いものなのですが、WEBでは見たときにはなるべくハッキリと発色しているもの、鮮やかな色使いをされているものが好まれます。
単純に見え方の問題で、情報の多いWEB上ではそれだけ目立つもの・強いものが求められるということかもしれません。
もちろん、淡い色のイラストをWEB上できれいに見せたいときもあるので、そのときはイラストを置くスペースや背景に対して、工夫が必要になってきますね!

そういったことを頭に入れつつ、前回の線画の愚者に着色して頂いたのがこちらのイラスト。



人物や犬などには比較的濃い色が入り、背景色は薄めで強弱ある色使いになっていますね!
ステンドグラスをイメージする場合、ここにどんな要素を足していくと、より想像するものに近づくかを考えていきます。
そこで山口さんには参考資料を送りつつ、こんなリクエストをしてみました。

編:「色味が柔らかい印象があるので、もう少し硬質な感じで立体感を出すかたちでお願いできますでしょうか。重厚感(重々しい雰囲気)を出して頂けるとより良いかなと思います」

ちょっとフワフワしたお願いになってしまいましたが、山口さんは

1.色味を暗く。
2.もう少し描き込みを増やしてみる。
3.塗りつぶしも色のベタではなく、マーブルのような少し立体感のある表情のある塗りに。

という具体的な方法を示し、バージョンアップさせてくれました!



スゴイ! めちゃくちゃ素敵!!!
確かに色味は暗くなりましたが、決して画面的に目立たないわけではなく、むしろより存在感をもったものになったように見えます。
塗り方が変わって、立体感も出ましたね! 個性的でちょっと怪しげな雰囲気もあります。

完成形が見えてきたので、ここからは同じテイストでその他の種類のイラストも制作してもらうことに。

いろいろとお見せしたいところではありますが、今回はここまで!
正位置の光のカードに対して、影のカードのビジュアルがどんなふうになるのか、次回をぜひお楽しみにしていてくださいね。

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サイト「ダブルデッキタロット」監修/香先生
ダブルデッキタロットカードイラスト/山口泉さん