自分を安売りし過ぎてはいませんか?

【今回のお悩み】

「バレンタインか。憂鬱だな……。どうせチョコ貰えないし」

【お答え】
バレンタイン・モテ男さんに聞いてみました。

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バレンタインが憂鬱? それはちょっと思考停止過ぎはしないだろうか。


「チョコは与えられるものではない。得るものである」
(2019-バレンタイン・モテ男)

バレンタインをネガティブに捉える全国の紳士淑女に捧げたいこの言葉。
では、どうしてバレンタインに対してマイナスイメージを抱くのだろう。
世の中のアンチバレンタインに異を唱える『アンチ・アンチバレンタイン』
男性目線に立って考察することにする。


「彼女いない歴=年齢だし、モテないし、今年もチョコなんて貰えるわけがない」


本当にそうだろうか?
考えてみてほしい。家電量販店に買い物に行ったあなた。目当ては新型で今流行りのパソコン。そこで店員が話しかけてくる。


「パソコンをお探しですか? でしたらこの商品がおすすめです。この商品は発売開始からなんと20年間一度も買い手がつかず、機能も何世代も前のもの。見た目も時代遅れで流行りとは程遠いものです。いかがですか?」


いかがですか? どころではない話だ。
そんなものはタダでもいらない。廃棄するのにだってお金がかかるのだから。
では、これだとどうだろう。


「パソコンをお探しですか? でしたらこの商品がおすすめです。この商品は発売開始から20年間姿形も変わっていない一級品。まさに完成されたデザインと言えます。機能は少し古いですが、まだ十分に働きます。いやー、お客様はお目が高い。在庫も残り1台ですよ」


何も嘘は言っていない。これなら、目当てのパソコンでなかったとしても、一度詳しく話を聞いてみようかという気になるかもしれない。


肝心なのはセールスの仕方。最初から自分を卑下するのではなく、堂々と構えること。
自分で自分の商品価値を下げてしまうようなことはしてはいけないのだ。
バレンタインにチョコを貰ったことがなかったとしても


「今年“は”チョコはなしか」


このくらいのマインドで良いのだ。


何も自分を崇高に見せる必要はない。見え透いた背伸びは傍から見ていても痛々しいのだから。
ただ、嘘をつかない程度に「自分自身を誤魔化す」こと。
タイムラインに無造作に流れるTweetの中で、一瞬でも良いから立ち止まって見てもらえるような最低限の価値を演出することが大切なのである。


それで買い手がついたのなら万々歳。
もしかしたらすぐに振られてしまうかもしれない。それでも確かに“つき合っていた”という記憶は、成功体験としてあなたの中に刻まれる。
小さな成功体験の積み重ねはやがて大きな自信へと成長していくのだ。
加えて、果たして世の中の女性(男性も含む)が、どれだけ「自分の求める異性像」を正確に把握できているのだろうか。
流行りの新製品のパソコンが欲しいと思っていたとしても、実際は旧型のパソコンでも事足りるかもしれない。
使ってみると案外勝手が良く、愛着が湧くかもしれない。


その可能性は果たして目をつぶってもいいほど低いものなのだろうか。


「モテない自分」を演出することは容易いことである。自分を卑下することで保たれるメンタリティもあるだろう。
それに反して「モテる自分」をロールプレイすることは少し難しいかもしれない。
しかしそれは最近よく耳にする「雰囲気イケメン」「雰囲気可愛い」と何が違うのだろう?
彼らは見た目からモテる自分をロールプレイしようとしている。
だとすれば、それらが一定の需要を得ている以上、外見ではない内面からのアプローチも有効である筈だ。
風が吹けば髪が乱れ雰囲気イケメンが崩れてしまったり、雨に降られて化粧が落ちて雰囲気可愛いが剥がれることもない。
内面は本人次第で常に一定に保つことができるのである。


「モテるメンタリティ」とまでは言わない。
自分を卑下しない
「モテそうなメンタリティ」を意識してみてはいかがだろうか。


バレンタインデー
告白するにもされるにもうってつけのこの期間。
少しの勇気や恥じらいも、先人たちが積み上げてきた伝統が背中を押してくれるはず。


「今年“は”チョコが貰えるかもしれない」


まずは、2月14日を楽しみにしてみることからはじめてみてはいかがだろうか。