マーク・矢崎の開運ライフ 二百十日編
「開運ライフ」とは・・・日本人は昔から、その季節や一年の出来事のそのたびに、運命を開くおまじないをしていました。
それが年中行事やお節句となって今日に伝わり、今でも様々な形で幸運を引き寄せる、縁起担ぎのおまじないとして伝わっているのです。
このマーク・矢崎の開運ライフは、そんな今日に伝わる様々な、幸運を引き寄せるおまじないを紹介しながら、みなさまの未来や人生を幸運へと導く、開運ライプを提案するものです。
さあマークと一緒におまじないを生活の中に取り入れて、幸せな開運ライフを始めましょう。
~修験道由来のおまじない~
9月1日は防災の日です。暦では雑節(ざっせつ)の「二百十日(にひゃくとおか)」は、その前日の8月31日。そして「二百二十日(にひゃくはつか)」は9月10日です。
立春から数えて210日目、220日目だからこう名付けられたのですが、なぜわざわざこれらの日が選ばれたかというと台風が襲来しやすい時期にあたり、注意を喚起するためだとか。

台風で恐ろしいのは強風による被害もさることながら、なんといっても水害です。
毎年線状降水帯というものが生じて、強く長く大雨を降らせます。
何者も天災を止めることはできないでしょうが、水難を避けられたり、嵐にあったり雷が鳴ったりしたときに不安な気持ちを和らげてくれるおまじないがあります。
私が子供の頃、夏休みにプールに行くとき、母から教わりました。
雨除けにもなるそうです。
手のひらに指で漢字の「龍」を書き、その手のひらをもう片方の手のひらで円を描くように擦りながら、
「南無日天子(なむにってんし)、南無月天子(なむがってんし)、南無八大龍王(なむはちだいりゅうおう)よ、我を水難から守りたまえ」
と心の中で唱え、その手のひらを強く握り締め、最後に「エイッ」と気合を入れるのです。

昔は修験者が修業の山行で吊り橋や沢などを渡るときや、山中で遭遇した嵐や雷を鎮めるために使ったと聞きました。
呪文の中の「八大龍王」は龍神さまの総元締め。だから「八大龍王」に鎮まりたまえ、と願ったのです。
もちろん災害を避けるにはとにかく情報を収集して、危険だと思ったら早めの避難が一番です。
その上で、ごうごうと鳴り響く風や雨、雷の音に不安を感じたら、龍神さまにお願いをしてみましょう。
気持ちのざわつきを静めてくれ、冷静さを取り戻すことができるのでは……。
これからも豪雨や台風がやってくるかも知れませんが、くれぐれも皆様の安全をお祈りしています。
チャオチャオ! マークでした?
******************************************
マーク・矢崎治信:20歳で月刊少女誌『マイ バースデイ』(実業之日本社)におまじないや占いなどの連載を開始。『いにしえからの贈り物 お守り・厄除け・おまじない』(説話社)をはじめ著作多数。『毎日新聞』の占い欄ほか、ウェブサイト、携帯サイトの監修も多数。明治時代の実業家・易断家の高島嘉右衛門(たかしまかえもん)の玄孫(やしゃご)にあたる。日本占術協会認定占術士。2025年1月逝去。(協力: (マーク・オフィス)
☆厄除けならこの一冊 好評発売中!!
『いにしえからの贈り物 お守り・厄除け・おまじない』(疫病退散の護符カード付き)
マーク・矢崎:著
定価:1,430円(税込)四六判・並製/232頁/ISBN:978-4-906828-62-3
https://mycale.jp/itemDetail.php?iKey=39
⇒伝説の占い情報誌『My Birthday』で一大“おまじない”ブームを作りだした“マークさん”が、今必要な「大人の願いをかなえるレシピ126」をここに!!
☆切り取って使える4種類の護符付き!
☆マーク・矢崎先生の占いサイト!!
【マーク・矢崎】四柱推命
⇒【無料】【親子関係診断】親の恋愛観・結婚観/相性/影響をおよぼす恋と結婚
伊藤博文の暗殺を言い当てた、脅威の“的中占”あの高島嘉右衛門玄孫がついに登場!
「マーク・矢崎◆天道星氣術」
「【マーク・矢崎】的中占星術」
⇒無料占い「人生」
【前世から受け継いだもの】強み/長所/人生の流れ⇒現世での心がけ
⇒無料占い「恋愛」
【うまくいく? いかない?】あの人との相性/現状と幸運のヒント