Amethyst(アメジスト)の仲間達のお話です。アメジストエレスチャルやアメトリンについてお話します。

今回は水晶一族のひとつ、「紫水晶」ことAmethyst(アメジスト)の仲間達のお話です。アメジストエレスチャルやアメトリンについてお話します。

アメトリン



アメトリンはその名の通りで、アメジストとシトリンが混ざり合った美しい色彩の石です。紫と黄色が混じり合う場合もあれば、綺麗に分れている事もあります。この色の組み合わせは結晶構造の中に、それぞれの色を作る酸化状態の異なる鉄が存在することによるものです。

アメトリン(Ametrine)、和名は紫黄水晶(しおうすいしょう)。結晶系は六方晶系(三方晶系)、組成はSiO2。モース硬度は水晶族ですから同じく7、産地はボリビア(アナイ鉱山)が有名です。太陽光ではすぐ退色するので長時間あてないようにして下さい。アクセサリーなどで付けているときは、なるべく太陽光を避けて下さい。日傘などを使うのも手段ですね。

もともとシトリンは、アメジストが長時間にわたる自然の熱によって変化したものです。何らかの原因で、その過程が中断されるとアメトリンの結晶になると考えられています。天然のシトリンが希少であることからわかるように、天然のアメトリンはさらに希少で、ごく限定された条件下のみで生成されますから、天然のアメトリンはとても稀少です。産地が明らかでないものは熱処理や放射線照射の加工によるケースがあります。

私は「MISTY(実業之日本社・休刊中)」のプレゼントに一度だけあたり、アメジストがきたのですが、よくよくみたら、アメトリン、ということがありました。石が澄んできたときに分かったのです。深い色合いのアメジストで中央部分にシトリンがこっそりと隠れていました。とても可愛らしくて、今も大事に持っています。石屋などでもシトリンがこっそり隠れていることもあり、よく観察してから買うと良いかと思います。思わぬ掘り出し物が出てくるかも知れませんしね。

アメジストエレスチャル



エレスチャル(Elestial)と言われる種類の水晶に属するアメジストです。

エレスチャルの和名は、骸骨水晶(がいこつすいしょう)。結晶系は六方晶系(三方晶系)、組成はSiO2(ゲーサイト α-FeOOH、レピドクロサイト γ-FeO(OH) などを含む)。モース硬度は水晶族ですから同じく7。太陽光には当てないで下さい。内部の水などが蒸発してしまう可能性や、色がついたものだと褪色する可能性があります。

エレスチャルは、よく「水晶の最終形態」と言われます。魂の成長を促すとスピリチュアル的には言われています。もう準備が出来た、エレスチャルを必要とする人の元にやって来るとか。

内部に空洞を持つタイプがよくあります。その中には水や空気などが入っていることもあるので、希少品です。物凄くレア、とまではいきませんが。

複数の結晶が結合して形成されるため表面がゴツゴツとし、通常の水晶ポイントのようなハッキリした形にはならないものが多いです。その外見から骸骨水晶と言われています。また、表面がまるで鰐の鱗のように見えるものもあり、こちらは鰐水晶といいます。両方とも割合ポピュラーではありますが、鉱物店の方で原石は多く見かけます。

磨かれた物(ポリッシュ)はパワーストーンとしてお店を出しているところに多いです。ビーズになったりもしているので、エレスチャルのビーズかどうか分からないものもありますから、信頼できるお店で購入すると良いでしょう。

アメジストエレスチャルは、私も非常に好きな石です。インクルージョンが美しく、見ていて飽きません。透き通った紫と美しいインクルージョンが特徴的です。

場合によりスモーキークォーツの部分などが見られることもあり、面白いです。スーパーセブン(セイクリッドセブン)と呼ばれる石も、アメジストエレスチャルの一種というケースもあります。こちらも集めてみるとなかなか楽しいです。

次回からはローズクォーツについてお話をしていきたいと思います。

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