断崖に建つヒンドゥーの寺院で日没とともに上演される神話の世界

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運命のパートナーとの恋や結婚、ソウルメイトとの絆、天職との出会い……
私たちがその人生を振り返ったとき、そこには忘れることができないいくつかの特別な遭遇が存在しているように思えます。

占いとの関係もきっと同じ。
占いをしてみて何となく納得できない。
鑑定してもらっても満足できずにあちこちの占いを試してしまう。
そんな状況にあるなら、それは自分だけの「運命の占い」にまだ出会えていないのかもしれません。

「世界にはたくさんの占いがある」
そして、広い地球のどこかには、あなたを満たし幸せにしてくれる唯一無二の占いがあって、あなたと出会うときを今か今かと待ちわびている。

そんなふうに考えたら、何だかロマンチックではないでしょうか。

今回の旅先は「バリ島」
……インドネシア・バリ島でムードたっぷりのケチャ・ダンスを見てきました!

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リゾートアイランドとしても有名なバリ島は、東南アジア・インドネシアに位置する島で、「神々の島」とも呼ばれる豊かな精神性を持っています。
その文化と芸術性の高さは広く知られ、バリ島の人々は絵画や彫刻、音楽やダンスなどに親しみながら、多くはバリ・ヒンドゥーの信仰にしたがって日々を過ごしているのだそう。

今回は、バリ島のウルワツ寺院で上演されるケチャ・ダンスをご紹介しながら、その魅力の一端に触れてみたいと思います。

断崖に建つ聖地・ウルワツ寺院



ウルワツ寺院はバリ島にあるヒンドゥー教の寺院で、サンゴの壁面にバリ神話に登場する神獣たちが彫刻されていることで知られています。そして、日没とともに上演されるケチャ・ダンスことケチャはとても有名で、多くの観光客が訪れるのだとか。
この寺院に入るには、肌の露出は厳禁。入り口で巻き布を貸してくれるので、体に巻いて入ります。

インド洋を眺めながら、夕日が沈んだら、いよいよケチャの始まり。

そもそも、ケチャとはなんぞや



ケチャ・ダンスは、サンヒャンと呼ばれるバリ島の伝統的な踊りにともなう舞踏劇。
上半身裸の男性たちが円を作り、その円の中央で、古代の叙事詩である『ラーマーヤナ』の世界をもとにした壮大な物語が展開されます。

いったいどんな話なの?

『ラーマーヤナ』はラーマ王子が誘拐された妻・シーターを取り戻すべく、猿の軍勢と協力して悪い王様であるラーヴァナと戦う、という大長編。舞台の様子も目まぐるしく変化します。

場面の移り変わりとともに聞こえるかけ声(合唱)が印象的。

↓ラーマ王子とシーター



↓悪い王様が登場!



↓いざ、戦いのとき



↓ブレぎみですが大団円!
(上演劇は悪い王様を倒して大団円だったけど、物語の最後、シーターは奪還できるものの、さらわれていたときの貞操を疑われて2人は別れ別れになっちゃうんだよな。切ない……)



猿が重要な意味を持つ!?

ケチャにおいてはどうやら猿がとても重要な存在らしく、シーター奪還のための援軍も猿の軍勢だし、ウルワツ寺院にも猿がいっぱい。ここの猿はかなりのいたずら者として知られているので、手荷物を奪われないよう要注意。日本の猿と比べてしっぽが長く、心なしか体も大きいような。

インド洋を眺める猿。どこか哲学的な風情。



日没とともに夜が更けていくなか、上演される神話の世界。日常に疲れた心に静かにしみこみ、気づけばパワーを与えられたような、不思議な体験でした。

おまけ:ソウルフード・ナシゴレンとミーゴレン

ナシゴレンは「ごはん」、ミーゴレンは「そば」で作ります。
サテと呼ばれる焼き鳥も美味!





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