占いは“タイミング=機”が重要

こんにちは。占い師の雨宮 零です。

マイカレ本誌の付録にて監修させていただきました九星術による開運法。
今回は、「なぜ、吉方位を使うと開運するのか」について、3回に分けてお話させていただきたいと思います。

まず、九星術にできることには、命術、卜術、開運方位があります。

卜術とは、物事の偶然性を用いて占う占術で、人事百般何でも占うことができます。そういった汎用性がある占いですが、その中で人間、特に「個人」を見ることに特化した占いを命術と呼びます。
ゆえに、命術と卜術の関係を考えると、卜術の中に命術が含まれると言えます。


さて、以上の話を前提として開運方位についてです。

なぜ方位を使うと開運するのか?についてですが、これには卜術の話が必要になってきます。
と言いますのも、この開運方位、恐らくは卜術がベースなっていると考えられるからです。

卜術には、「依頼された日時で占う」など、時間を使う占いがあります。例えば、東洋ですと九星占卜(きゅうせいせんぼく)・六壬神課(りくじんしんか)、西洋ですとホラリー占星術です。
逆に、占う時間に関係がない卜術もあります。こちらは、周易やタロット・ルーンなどです。
占う時間に関係がないものは、同じ卦やカードが出たとしても、昨日と今日で結果が変わることはありません。時間に関係なく、偶然出てきた象徴で占います。

この真ん中の交わりの部分は、時間も使うし、時間以外の偶然出てきた象徴も使う占いです。これが断易です。
断易は時間として、月建(げっけん)や日辰(にっしん)と言われる月日の十二支を使いますし、結果で出た卦も使います。
これらの占いにはそれぞれ特徴があり興味深いのですが、今回取り上げるのは、時間を使うタイプの卜術です。

私たちが悩む悩まないに関わらず、あるいは占う占わないに関わらず、時間は流れ続けています。
この時間の流れを目に見えるようにしたものが暦です。
九星術は、この暦を使って占いをします。

何気なく流れていく時間のあるタイミングに、占おうと思った。
思うだけではなく実際に占った。
あるいは占い師に連絡を取った。
あるいは占い師のところに行った。

このように、ただ心の中で思う段階から、実際に行動となった時間が大事なのです。
時間を使う占いでは、これらのタイミングを占う機会と書いて、「占機(せんき)」と言います。
例えば、何かの悩みを5年悩んでいたとしても、今までそれについて占おうということはなかったけれど、ある日占ってもらおうと思った場合は、その占ってもらおうと行動した日時が占機となり、悩んでいた5年間は占機にはなりません。
例えるなら、ホップ・ステップ・ジャンプのジャンプが占機に当たります。

「何日の何時に占いをしたか」
ここに全てが現れているという考え方をしています。

今回はここまで!
次回は「占機を使った卜術の原理について」お話したいと思います。

第2回はこちら
第3回はこちら

・プロフィール
文:雨宮 零(あめみや れい)
占術家・想星堂店主
1982年生まれ、滋賀県出身。関西学院大学経済学部卒業。
引き寄せと改運(開運)を得意とする占い師。
占いは現実的に活用できる技術と考え「努力×運=成果」を実践中。
占術は九星術・タロット・周易・断易・宿曜占星術・手相を使用。
占い館および企業イベント等で鑑定を行う傍ら、現在は東洋占術の大家・大石眞行氏に師事。

監修:大石眞行(おおいし しんぎょう)
占術家・想星堂顧問
1959年生まれ、東京都出身。千葉大学教育学部(教育心理学選修)卒業。
10歳より占いに関わり、以降各種占術を取得、実践。術歴49年。
そのレパートリーは、子平、紫微斗数、東西占星術、方鑑、奇門遁甲、六壬、周易、断易、河洛理数、地理風水、人相、手相、など東洋占術を中心に多方面に広がる。
単なる気休めのアドバイスではない、実生活に使える等身大の神秘学として「玄学」を提唱、各種占術の教授・鑑定を行っている。

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Shuya Fujise
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