情報の洪水に押し流されそうなとき、何を信じればよいのかわからないとき、本書を糸口にして魔法からの幸せを得ることができるでしょう。

「私、じつは“魔女”なんです。」の出だしで始まる本書は、著者がいかにして神秘世界に憧れを持ち、魔女・魔術の道を歩んできたかを著者目線でわかりやすく描き出した1冊です。

「この本でご紹介した魔法の中には、大昔から伝わっているものもあれば、現代の状況に合わせて新たにつくりあげられたレシピもあります。
“魔女の魔法”というと、とかく怪しげで秘密めいた印象を持たれがちですが、実際は、そのとき、その人、その状況に合ったものを、自然のさまざまな力を組み合わせてつくりあげていくものなのです。
だから、同じ魔法はふたつとありません。
ここにあげた魔法は、あくまでも最初の一歩で、参考例です。
あなたも勉強を重ねれば、自分に最も適した魔法を編み出せるようになっていくでしょう。

本当の魔術とは自分自身を探求するための道であり、魔法とは本当の自分がわかるまでの応急処置にすぎません。

あなた自身が、意志を持って行動を起こすこと。それこそが魔術です。
自分のすべての行動に意味を込め、責任を持って生きていく―それが“魔女”の生き方なのです。」(おわりにより)

「だれもがウェブを気軽に駆使できるようになった副作用として、あまりにも多くの魔女や魔術に関する半端で裏付けのない情報が、洪水のように溢れてしまうという状況がやってきました。
また、自分たちのカヴン(魔女団)の宣伝なのか、センセーショナルな動画を多数公開するグループも出てきています。
以前より多くの情報が得られるのはよいことでしょうが、その内容を精査するための基礎的な情報や知識は増える気配がありません。
だからこそ、本書を復刊する意味がある、と考えました。
困ったときや迷ったときに、本書を手に取っていただけることを願っています。
魔法の基本は、揺るぎない大地と同じで、変わることがありません。
情報の洪水に押し流されそうなとき。
何を信じればよいのかわからないとき。
自分のやっていることが間違いだらけのように思えるとき。
そんなときに、この本を開いてください。
きっと本書を糸口にして、あなたが納得できるような魔女のあり方や、生き方についての答えが見つけられると思います。」(復刊に際して)

正しく魔女の生き方を知ること、魔法からの幸せを得ること、それができるのが本書です。
魔法の力と魔女たちの不思議な世界についての秘密を明かし、あなたを夢中にさせること間違いなしの一冊です。

【目次】
◆序章 魔女の世界をのぞいてみませんか?
◆第1章 魔女と魔法、ホントの話
◆第2章 幸せ魔法、はじめの一歩
◆第3章 恋をかなえる魔法
◆第4章 美と癒しの魔法
◆第5章 お金と開運の魔法
◆第6章 本格的な魔女の修行をしたい人のために
◆第7章 ひとりの魔女として生きていくには
◆第8章 カヴンの結成と運営について
◆おわりに︱人生とは、極上の魔法なのです
◆コラム
♦私が実際に使ったことのある魔法とは?
♦普通のペットでも使い魔の魔法って本当に効くんですか?
♦魔女的な視点で見た人工妊娠中絶やワクチン接種は?
♦ソロ魔女として「ダレない」ために

【著者】
ヘイズ中村(へいず・なかむら)
魔女・魔術師、西洋隠秘学研究家、著述家、そして占い師として活動中。
中学生時代より西洋の神秘思想に惹かれ、成人後は欧米の魔術団体に参入し、学習と修行の道に入る。
現在は、ファンや読者からの要望に応えるため、占いや魔術に関する執筆に並行して、日本全国を回りながら講演会やワークショップを展開している。



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